• Home
  • JA長生トピックス

JA長生トピックス

2012/11/20心やすらぐ灯り「繭から作るランプシェード」

10月26日、第7回女性部短期大学「手芸教室」が開講されました。
今回は、JA全農ちばシルクセンター長の岩瀬智彦氏を講師に、「繭(まゆ)から作るランプシェード」に取り組みました。

まず、はじめに蚕と繭の話をクイズを交えながら楽しく聞きました。
蚕は何を食べるか?みなさん知っての通り桑の葉です。
では、質問です。
 Q1 この中で食べない物は何ですか?
   ①りんご ②バナナ ③キャベツ ④フキ  ⑤ヨーカン
 Q2 蚕が繭になるまでに寝る回数は?
   ①毎日 ②4回 ③6回
 Q3 蚕の重さは、繭になるまで何倍になるでしょうか?
   ①100倍 ②1,000倍 ③10,000倍
 Q4 1つの繭から採れる絹糸の長さは何mでしょうか?
   ①500m ②1,500m ③5,000m
 Q5 蚕の足の数は何対あるでしょうか?
   ①4対 ②6対 ③8対
 Q6 さあ、何と読むでしょう? 「天蚕糸」
クイズの正解者には、天然繭玉のプレゼントもあり、みなさん大いに盛り上がりました。

いよいよ、ランプシェード作りです。
湯の中に繭玉(20個程度)を入れ、竹の小ぼうきで突いて、絹糸を引き出します。その糸をランプシェードの木枠にからめていくと、白く薄い和紙を張ったように絹糸が張られます。
テーブルには、事前に各自用意した野の花・押し花が並びます。自分が作りたい模様をイメージしながら絹糸の上に花をはさみ、さらに糸をからませていきました。最後に電球を取り付けていただき完成です。電球を点けてみると、赤や緑の草花の色が写し出され、みなさんから歓声が上がりました。

講師の先生から、絹糸の中に織り込まれた花の色はあせにくいと説明がありました。
あたたかい灯りに心和らぐ講座となりました。

答え Q1④フキ Q2②4回 Q3③10,000倍 Q4②1,500m Q5③8対 Q6「テグス」

糸を繭玉から引き出します

繭から糸をからめます

灯りがともりました

← 前の記事 記事一覧 次の記事 →