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JA長生トピックス

2012/12/28【担い手TAC通信】ブロッコリー出荷!2年目を迎えて

JA長生管内でブロッコリーの出荷が始まりました。
1月までに1,800ケース(1ケース 4キロ)の出荷を見込んでいます。

長生管内の白子町、長生村では高齢化や担い手不足で生産者の減少、栽培面積の減少などが見受けられ、遊休農地が増加しています。水稲裏作による農地の有効利用、手取り収入向上対策として、昨年からブロッコリーを導入しました。8名、90aでのスタートとなりました。

今年6月には栽培技術の向上、組合員の経営向上を図る目的として、「長生ブロッコリー組合」を設立。担い手支援課では、新たに生産者、面積拡大の推進を訪問活動で行った結果、12名で110aと拡大、2年目の取り組みを行ってきました。今年産は秋の長雨や急激な寒さの影響で生育が遅れ気味でしたが、作柄は良好です。

JA長生では、12月7日、白子支所で査定会を開き、生産者、市場関係者、JA全農ちばなどから20人が出席しました。出荷計画や現品査定をして、出荷規格基準の厳守と計画的な出荷を申し合わせました。市場関係者からは、「茎の剪定(せんてい)に気を付け、適期収穫をお願いしたい。」と呼び掛けがありました。

担い手支援課では、今後も、長生ブロッコリーの生産振興・発展に寄与できるような活動をしていきます。

※【TAC(タック)】=地域農業の担い手に出向くJA担当者

ブロッコリーはβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、Eを多く含むほか、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラル、食物繊維も豊富と、とっても栄養的に優秀な野菜です。しかも、β-カロテンは強力な抗酸化作用でがん予防に有効です。
女性にうれしい、ビタミンCの含有量が多いことも特筆すべきこと!ビタミンCを摂れる量は野菜の中でずば抜けて高いので、この冬、風邪予防のためにも、積極的に活用しましょう!

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